福祉用品のレンタルに挑戦してみました!でも書いていますが、福祉用具のレンタル料金ってどれくらいかかるか知っていますか?
実は、思ったよりかからないんです。その理由は簡単です。
月額レンタル料が5,000円だとします。
でも利用者の負担金は1割なので、500円で借りることができるんです。
では、レンタルするにはどのような手順が必要なのでしょうか。
CDやDVDならTSUTAYAのようなレンタルショップに行くだけで借りることができますよね。
でも、福祉用具はそういうわけにはいきません。
ここでは、福祉用具をレンタルするための流れや注意事項などご紹介しようと思います。
業者をみつけることができますか?
レンタルショップだと街を歩いているとができます。
他にもインターネットを利用してレンタルすることも可能です。
でも、福祉用具の場合はそうはいきません。
街を歩いていても福祉用具をレンタルできる業者をみつけることできますか?
できませんよね。たしかに、街中に業者は存在しています。
でも、それをみつけることができません。
こんな時はどうすればいいのか。
悩むことなく地域包括センターに所属しているケアマネージャーに相談しましょう。
私も母親が福祉用具をレンタルする時にいろいろと相談にのってもらいました。
やはり専門ですので複数の業者を知っていますし、それぞれに連絡を取ってもらえます。
最初に複数の業者を紹介してもらえば、比較検討できるので、自分にあった業者を選ぶことができます。
そして、ここは大事なんですが、一度決めた業者でも変更することは可能です。
もし、決めた業者で不満がでてきたらその時はケアマネージャーに相談してください。
業者の変更の相談に応じてもらえますし、手続きなどもしてもらえます。
ですので、まずはケアマネージャーに相談して利用する介護サービス提供事業者を選びましょう。
福祉用具の選定は慎重にしましょうね
利用する介護サービス事業者が決まりました。
ここで初めてレンタルする福祉用具の種類を考えることができます。
このとき、注意するポイントがいくつかあります。
- 複数のメーカーの福祉用具を取り扱っているか
- 利用者の身体状況・生活環境に応じて福祉用具を選定してくれるか
- レンタルサービスの仕組みをわかりやすく説明してくれるか
- 利用者や家族の意見を尊重し、適切なサービスを提供してくれるか
福祉用具を取り扱っているメーカーはいろいろあります。
その中の特定のメーカーしか扱っていないと、レンタルできる用具は限られてきます。
そして、各福祉用具貸与事業所はカタログを用意してくれています。
ケアマネージャーに頼めば、いろいろんば事業所のカタログを持ってきてくれるので、そこである程度選ぶこともできると思います。
自宅に近い事業所を選ぶのもいいですし、取り扱い数の多い事業所を選ぶのもいいでしょう。
これは利用者それぞれの考え方次第なので、一番利用しやすいと思う福祉用具貸与事業所を選ぶ必要があると思います。
もっとも、書類をみた印象と実際に利用した印象が違うこともあります。
そのことで違和感を感じた時は、福祉用具貸与事業所の変更も視野にいれておきましょう。
極端な話、福祉用具は命に直接つながっている部分があります。
やはり、安心できる事業所でレンタルしたいですよね。
レンタル料金と支払方法
福祉用具のレンタルは一か月からの契約になるんです。
とはいえ、知り合いがお母さんを1週間だけ自宅で介護した時はその期間だけレンタルできました。ですので、ケアマネージャーに相談することは必要ですね。
これは特殊なパターンだと思うので、今は一般的なことを書いていきます。
レンタル料金は口座振替で支払うことになりました。
金融機関は銀行・郵便局・農協・信用組合、どこでもいいということだったので年金の振り込まれる口座を指定しました。
それだと残高が不足ということはまずないです。
それにいろいろな口座を使っていると、どの口座に入金しなければいけないかということを考えないといけません。
なので、こだわりがないのなら、口座は固定した方が管理しやすいですよね。
そして、気になるレンタル料金です。母親は今回は歩行器をレンタルしました。
その場合、月額レンタル料は2,500円~5,000円の間です。
その1割負担になるので250円~500円で一か月レンタルすることができます。
一年に換算すると3,000円~6,000円ですね。
これを高いと思うかどうかはそれぞれの判断に任せます。
でも、私はこのお値段でレンタルできるのなら高いとは思いませんでした。
たしかにレンタルではなく購入なら20,000円前後で手に入れることができます。
でも、処分する時のことを考えると、レンタルというのは賢い選択だと思うんですよね。