階段昇降機はレンタルできるのか? 奮戦記その2

介護保険で階段昇降機をレンタルできるのかということを問い合わせたのが一週間ほど前。
それからすぐに返事をいただいたのですが、日程が合わずにキャンセル。
ようやく予定があったので、福祉用具貸与事業所の担当者と相談することができました。

いろいろと話も聞くことができましたし、レンタル可能かどうかということの判断ができたことは大きかったです。
やっぱり、相談してみないとわからないことが多いのだということが実感ですね。

国産メーカーでもあったんです

当初、私がインターネットでみつけていたのは、ドイツ製のものでした。
となると輸入品ですし、貸与可能かどうかが一番の心配でした。
そして、やはりそれは現実のものだったんです。

現在契約している福祉用具貸与事業所では、この福祉用具のレンタルを取り扱っていませんでした。
それでも、やはり専門家です。
今までにその事業所で同じようなものを扱っていたので、そちらの紹介をしてくれました。

担当からの提案は私が思っていたような形のものとキャタピラが付いたような形の物。
どちらもやっていることは同じですし、キャタピラ型の方が安定しています。
しかし、こちらはマンションの階段ではサイズ的に無理があるということ。
構造上の問題で階段を傷める可能性があるということ。これらが問題点でした。

一戸建ての住宅ならば問題はないのでしょうが、マンションという集合住宅では近隣の方への迷惑も考えないといけません。
ですので、キャタピラ型の方は却下ということになりました。

もう一つの方、これは階段の上がり降りの時に補助の部品が出てきてそれでタイヤが移動するのを押し上げるという感じでしょうか。
モーターがついているので、操作する側はバランスを崩さないように支えているのが主な仕事のようです。

こちらのメーカーは国内のナブテスコというメーカーが提供してくれているもの。
外国製もいいのですが、国内の製品の方がメンテナンスなどの面でも有利だと判断してこちらの用具をレンタルすることで話をさせていただきました。

実は問題があったんです

この福祉用具をレンタルするには、その前にメーカーから講習を受けないといけないんです。
そして、事業所の方も許可がいるそうなのですが、その契約が切れているということが判明したんです。

もっとも、事業所の方は再申請すればすぐに大丈夫ということなのですが、それだけ需要がないということなのでしょうね。
福祉用具貸与事業所のカタログにも載っていなかったので、この事業所でレンタルできるとは思ってもいませんでしたから。

とはいえ、介護サービスでレンタルできるのは間違いないです。
レンタル料金は5,000単位(金額にして5,000円)程度。
これを高いと思うかもしれませんが、それでも必要なものだと思います。

ただ、母親は要支援2なので、本来は車椅子のレンタルはできません。
でも、特例としてレンタルできているので、今のリハビリテーション病棟から退院する時にケアプランを見直してもらおうと思っています。

まずはそれまでに父親と私が操作できるように講習を受けないといけない。
とはいえ、思っていたよりも簡単にみつけることができたのは嬉しかったです。

リハビリで階段の昇降も自分でできるようにはなっています。
それでも、4階までとなるとかなりの負担があるのも事実。
そんな時、この昇降機があれば少しでも外出が楽になるのではないかと期待しています。

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